騒音レベル
騒音とは、わたしたちが生活する上で好ましくない音をいい、騒音レベルはdB(デシベル)で表される。 環境で発生している騒音レベルを調べ、どのくらいの防音性能が必要かを確認しよう。
耳栓は正しく使用すれば十分な防音効果を発揮するが、フィットが不完全だと著しく性能が低下する。 耳栓だけでは防音性能が不十分な場合、イヤーマフと併用することで防音効果が上がる。身近な騒音レベルは以下のようになる。
レベル | 身近な例 | 感じ方 |
120db | 飛行機のエンジン近く | 聴覚の限界 |
110db | 自動車のクラクション(前方2m)、リベット打ち | 極めてうるさい |
100db | 電車の通るときのガード下 | |
90db | 犬の鳴き声(正面5m)、騒々しい工場内、カラオケ店内 | うるさい |
80db | 地下鉄の車内、ピアノ(正面1m)、赤ん坊の泣き声、TV大音量 | |
70db | 電話のベル、掃除機、騒々しい事務所 | |
60db | 普通の会話、チャイム、静かな乗用車内 | 普通(日常生活) |
50db | 一般の住宅地、静かな事務所、クーラー(屋外機の始動時) | |
40db | 図書館、深夜の市内、静かな昼の住宅地 | |
30db | ささやき声、深夜の郊外 | 静か |
20db | 木の葉のふれあう音、置時計の秒針の音(前方1m) | |
10db | 呼吸音 | 極めて静か |